ミニボートで遊ぶ、ダム、湖、沼
購入から10年以上が過ぎ、オイル漏れが酷くなってきたのでエンジンのオーバーホールをしてみました。
エンジンをケースから外す所まではそれ程難しくなくできました。過去にもクラッチの切れが悪くここまでオーバーホールをした事がありました。
ここは問題なさそうです。
ここからが大変そうで、オイル漏れの箇所を探して、部品交換で治りそうならオーバーホールに取り掛かります。
ここが漏れの箇所。クランクケースカバーをはずしてシリコンパッキン交換で直りそうです。ヘッドカバーもダメっぽいです。
クラッチステーの取り外し用プラーが無いので、ありあわせの物で簡易プーラーを作ってはずしました。
長いボルト、穴が開いているプレー、スペーサーとして使うナット、これで写真の様に組付け中心のボルトを回転させたら外せました。これは我ながらグッドアイディア!
クラッチケースカバーを外す時の最大の難所、中のカムシャフトギアがばらけない事です。これがばらけると上死点タイミング組付け情報が解らないので組み立てが出来ません。修理屋さんにお願いする事になります。そうならない様に最大の注意を払って外しました。
寝かした状態でプラスチックハンマーでコツコツ、うまくいきました!
しかし、ここのギアがプラスチックとは驚きです。
ダメな所のパーツを取り寄せ、耐熱シールパッキンで組付けて完成。
ここまで終われば一安心。キャブレター回りも点検、部品交換で組付け。特に問題のありそうな所は無かったので、オイルとガソリンを入れてすべて終わりです。
交換部品は、ヘッドカバー、キャブレターパッキンのみです。ボルトやカバーのステンレス化をされる方が多いので私も検討しましたが、海に出ることが殆ど無く、ビルトの錆も酷くなたっかのでそのまま使用しました。ただ、すべてのボルトはサンドブラスト後に酸化被膜錆止めを塗っておきました。
今回は初めてのオーバーホールとなったので、他の可動部分の分解とグリスアップも完了。
これで暫くは大丈夫でしょう。
試運転を兼ねて、冬の湖面の予定を立てて出かけるのが楽しみです。