フライト中の突然コントロール不能になる原因が解らず、MC(メインコントロール)が原因と思っていましたが、原因はスピードコントロールの熱暴走でした。
3回の水没後の対策として、全てのパーツを小さい容器に無理やり押し込んた形で組み上げていました。
その中のスピードコントロールも、4個をくっつけてまとめ収納、ボディーも密閉状態だった為、コントローラーに熱が溜まっていたのが原因でした。
たまたま、不調になった状態の時にスピードコントロールに触ったら、異常に熱い状態になっていて、固定用に使っていたホットボンドのグルーが溶け出していました。それ程の高温になっていました。

(この丸いカバーですっぽり包んでました。排気口も無いので、中は相当熱がこもってたようです)
もしかしてと思い、ボディーケースを外し、スピードコントローラーを4個別々に離してテスト飛行してみた所、今までなら1,2分、早ければ1分以内にコントロール出来ないLED表示が出る所、全く出ない。
数本のバッテリー全て使うテストフライでも全てコントロール出来、急に同じ方向に急旋回して墜落する現象も無くなりました。
スピードコントロールの熱暴走によるコントロール不能とは全く思いも依らない原因でした。
今まで相当分解や修理をした結果、色々な事を知りました。下にこれまでに自分で確認できたことを記録しておきます。
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・クワッドヘリは、naza ジャイロシステムキットを使えば、機体は自作でも十分飛ばす事が出来る。モーター、スピードコントロール、NAZAキット(GPS、LED、NAZA本体、PMU)バッテリー、これが揃えばOK。
・機体の中心バランスは取れていなくても問題ない。
・MCは中心に置かなくてもOK。
・モーターの色分けされた配線とスピードコントロールの結線はどう繋いでもOK。回転方向の変更は、3本中任意の2本の線を差し替える事で変更可能。

・水没してもなるべく早く分解して水分を取り除けばその後も作動する。
>結果、配線に間違いが無ければ、誰でも飛ばせるくらい完成度の高いnaza コントローラーでした。
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どこかのブログで、「ほとんどのコントロール不能の原因はMC本体で無く、モーターやスピードコントロールの事が多い」との記事を思い出しました。私の場合もその通りでした。
高いMCを購入しようと思っていたので、原因が解ってホッとしてます。
これでボートからの空撮も先に進みそうです。
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